登山ガイドの魅力とは?
コロンビアスポーツウェアジャパンと上川町がパートナーシップを結んだことにより実現した、コロンビア登山学校。今回はそのコロンビア登山学校のメインガイドである伊藤さんに登山ガイドについて聞いてみました。
登山は人それぞれ違うところに楽しみを見つけられるところが魅力のひとつだと思います。例えばお花が好きな人もいるし、山小屋のご飯が好きな人もいるし、下山後の温泉に入るのが好きな人もいる。安全を保ちつつ、技術を習得でき、そして様々な楽しみ方をみんなで共有しながら登山ができるのが登山ガイドの魅力です。
コロンビア登山大学は春からはじまり、パッキングの仕方だったり基礎的なことから始めて、秋には岩稜を通過するための技術、一年間しっかり受けてもらうと、冬には雪山に登れるような技術が身につくようなカリキュラムになっています。
コロンビアスポーツウェアジャパンと上川町のパートナーシップの一環として、参加してくれた皆様の安全を保ちつつ旭岳から黒岳までの縦走(山頂から下山をせずに次の山へ尾根を伝って山を歩くこと)をするというコースを設定しています。
登山ガイドをしていて、下山した時に参加してくれた皆さんが「楽しかった!」と言ってもらえたときが一番幸せな瞬間です。少しでも興味があれば、気軽に参加してもらえたら嬉しいです。
伊藤 伴
コロンビア登山学校メインガイド。中学3年でモンブラン(4810m)、高校3年でロブチェ・イースト(6119m)、大学3年でエベレスト(8848m)とローツェ(8516m)に、いずれも国際山岳ガイド近藤謙司さんのガイドで登頂。日本山岳ガイド協会認定登山ガイドの資格ももつ。