大雪山黒岳エリアのバックカントリーはパウダー天国
大雪山の黒岳エリアは、パウダースノーを求めるスキーヤーやスノーボーダーにとって天国のような場所。至極のパウダースノーの上を滑走する幸福感は、形容することができないほどです。
リフトで頂上へ向かうまでの昂揚感は、まるで遠足を心待ちにする子供の気分。いざ山頂に到着すると、パウダースノーへのワクワク感で胸がいっぱいです。
リしっかりと準備していざドロップ。
狭い木々の間を縫いながらのライディングはスリリングですが、そのドキドキ感がバックカントリーマニアにはたまりません。そして、ターンの度に舞い上がる雪煙が欣喜雀躍にさせます。
ふかふかのパウダースノーで悦に入った後は、あつあつの飲み物で一服。360度広がる絶景のパノラマビューを堪能しながらの休息は、至福の時間です。
景色、雪質何を取っても最高の大雪山黒岳エリア。アイヌの人々は、大雪山をカムイミンタラと呼ぶそうです。意味は神々が遊ぶ庭。崇敬で畏敬な神々が宿る名峰は、まさにその名が相応しいです。
大雪山・黒岳
北海道上川郡上川町、大雪山国立公園の中心をなす層雲峡から登る頂が黒岳(1984m)。標高2000m内外のなだらかな高原となった頂上部は、8月中旬まで豊富な残雪が残り、高山植物のお花畑が楽しめます。出発点は、大雪山層雲峡ロープウェイと黒岳ペアリフトを乗り継いだ黒岳7合目。山頂へは1時間30分ほどで到達します。